KUROBEアクアフェアリーズ富山 SVリーグに参戦 ホーム開幕戦を前に注目選手を紹介
今月開幕した、バレーボールの新たなトップリーグ「SVリーグ」。
この新リーグにはKUROBEアクアフェアリーズ富山が参戦しています。
あすからのホーム開幕戦を前に期待の注目選手を紹介します。
KUROBEアクアフェアリーズが今シーズンから挑むバレーボールの新たなトップリーグ「SVリーグ」。
将来的な完全プロリーグ化、そして、”世界一”のリーグを目指すためにこの秋、再編成されたもので、初年度は男子10クラブ、女子14クラブが参加しています。
アクアは、開幕戦で連敗し苦しい船出となりましたが、あすから始まるホーム開幕戦で新リーグでの初勝利を目指します。
上位進出を果たすべくクラブは今シーズン、世界を知る指揮官、川北元監督を招聘しました。
この夏のパリオリンピックではバレーボール女子日本代表の総括コーチとして代表チームを支えた川北監督。
これまで12年に渡って代表コーチを務めるなど世界のトップレベルを相手にその手腕を発揮してきました。
川北監督
「いろんな選手たちとやらせていただいたので、そのいい部分を、やっぱり、アクアのメンバーにもしっかり伝えていきたいですし ここで成長して、世界に飛んで、世界に羽ばたいていけるような、そういった選手たちになるように、サポートしていけたらいいなと思っています」
新体制発足から1か月あまりが経ち選手たちも自信を深めています。
中村キャプテン
「新監督の元さんからもとても学ぶことが多くて、本当に日々毎日勉強しています (日本)代表選手はいないチームではあるんですけど、本当に粘り強いバレーを展開できるのではないかなと思っています」
上位8クラブによるプレーオフ進出を狙うアクアフェアリーズ。
勝利のキープレイヤーは新加入の外国籍選手たち。
ドイツ代表でジャンプ力を生かしたアタックが持ち味のレーナ選手。
そしてチーム最長身の191センチ、どんな形からも得点を狙えるオランダ代表のアイリス選手。
さらにアジア枠で加入したフィリピン出身のマドレーヌ選手もチームに合流しました。
「SVリーグ」では同時に出場できる外国籍選手の人数が従来よりも増えたため、この3人の同時起用で得点を量産できるかが勝利へのカギとなりそうです。
また、開幕戦の2試合では大卒2年目の住田選手が、いずれも日本人最多得点をマークしていて若手選手たちの台頭にも期待がかかります。
中村キャプテン
「1戦でも多く勝ち星を上げて皆さんに勝利を届けたいと思っているので、私たちも昨年の悔しさ、やっぱりフルセットを何度もして 取れなかったっていうところもあるので、しっかりフルセットも取り切って勝利を届けたいなと思っています」
地元ファンに新リーグでの初勝利を届けることはできるか。
アクアフェアリーズのホーム開幕戦はあすから黒部市のYKK体育館で行われます。
新リーグが始まってこれまで以上に富山で国内トップクラスのプレーを見られるようになります。
昨シーズンはリーグ戦11試合が富山会場で行われましたがSVリーグではホーム&アウェー方式で試合が行われ全44試合のうち半分が地元開催になります。
アクアの選手たちには1つでも多くの勝利を地元ファンに届けてほしいと思います。