周防大島町出身の日本舞踊家・花柳梨道さん 文部科学大臣賞受賞を村岡知事に報告
若手舞踊家の登竜門とされる全国大会で1位に輝いた周防大島町出身の花柳梨道さんが11日、村岡知事に受賞を報告しました。
花柳梨道さん、本名・大田宙輝さんは周防大島町出身の27歳で、6歳から日本舞踊をはじめ、15歳で花柳流の名取を取得。
その後、東京藝術大学で日本舞踊を専攻し花柳流師範を取得していて、現在は全国各地で公演を行うなどプロとして活動しています。
ことし1月には、東京で行われた日本舞踊協会主催の全国大会に出場し、1位の文部科学大臣賞を受賞しました。
この日は実際に全国大会で演じた、17分あるという「新曲浦島」の踊りを一部披露。
かもめや波を体で表現しています。
(花柳梨道さん)「(今後は)もちろん世界に向けても公演したいと思っているが、日本や山口が好きなので、ここ山口でなにか挑戦させていただけたらと思っています。」
村岡知事は「県内で伝統芸能を引き継がれている方々の励みになったと思う。これからも頑張ってください。」と激励していました。