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【山口天気 夕刊12/28】年越し準備はかどる陽気続く 30日(土)からは天気・気温変化小刻みに

2023年12月28日 19:32
【山口天気 夕刊12/28】年越し準備はかどる陽気続く 30日(土)からは天気・気温変化小刻みに

たっぷりの日ざしできょう28日(木)はきのう27日(水)よりも気温が上がりました。最高気温は山口では14.9度。防府は15度。周防大島町安下庄や岩国市広瀬、長門市油谷でも気温が15度を上回りました。11月上旬並みの暖かさとなった所があります。

あす29日(金)も高気圧に覆われて安定した空模様。タップリの日差しが届いて、年末らしからぬ暖かさが続きそうです。朝は冷え込みますが、昼間の気温はだいたいきょう28日(木)と同じくらいの所が多いでしょう。大掃除や、年越し準備がはかどるような陽気となりますが、この先は天気や気温の変化は小刻みとなりそうです。

晴れをもたらす高気圧が東へ離れることで、あさって30日(土)は天気下り坂。31日(日)の大晦日は、発達しながら近づく低気圧や前線によって、雨や風が強まる時間がありそうです。年明けの元日(月)は低気圧は東へ離れますが、等圧線の間隔が狭まり、一時的に冬型の気圧配置となりそうです。日本海側の地域ほど、雲が多く時雨れる可能性があります。2日(火)にかけて一旦天気は回復する予想ですが、また、三が日の後半も気圧の谷の影響を受けやすいとみています。

また、気温も小刻みな変化。この時期としては高めの気温では経過しますが、一時的な冬型の気圧配置によって、元日(月)は冷たい北風が吹きやすい見込みです。三が日の後半も雲が増えて、やや気温が下がるタイミングとなるでしょう。少し空気が冷たく感じそうです。

大晦日は全国的に天気が大きく崩れる見込みです。県外への移動などお気を付けください。県内での初日の出は、瀬戸内側ほどチャンスがある予想です。また、年明けは空気が冷たい時間が増えそうですので、初詣などは油断せずに暖かい服装を準備してお出かけなさって下さい。

(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)