【山口天気 夕刊12/27】あす28日(木)も大掃除日和 しかし年越しのタイミングは小刻みな天気変化で 元日は一時冷たい北風も
きょう27日(水)の県内は、朝は雲多めでしたが日中は日ざしがタップリ届いて、最高気温は13~14度くらい、と師走のこの時期にしては過ごしやすい陽気となりました。大掃除などが効率よく進んだ、という方も多いのでは、と思います。
あす28日(木)は、日本海に小さな低気圧が進んできますが、山口県への影響は小さめ、と見込んでいます。
午後を中心に日本海側ほど、やや雲が増えるタイミングはありそうですが、天気の大きな崩れはない見込みです。朝は少しヒンヤリとした空気でも、日中の気温は13~14度くらいまで上がる所が多く、大掃除、迎春準備の作業などがはかどる、心地良い陽気になるでしょう。
しかし、これから先の年末年始は、やや小刻みに空模様が変化します。29日(金)は、よく晴れますが、土曜日はゆっくり天気下り坂で、大晦日の日曜日は、低気圧や前線の通過により、一時強まる雨風に注意が必要です。元日は瀬戸内側から次第に天気は持ち直していきますが、三が日後半ほど、またスッキリしない天気になっていく、と見込んでいます。
新年の初日の出は、山口県では日の出時刻が午前7時20分頃ですが、この時間は大晦日に天気を大きく崩した低気圧や前線は東に遠ざかっているものの、北寄りの風に乗って日本海から湿った空気が入ってくることで、日本海側ほど厚い雲が残って、太陽を隠してしまいそうな雰囲気です。少しにわか雨が残る心配もあります。一方で瀬戸内側ほど雲の隙間が広がり始めていて、ご来光が拝めるチャンスもある、と見込んでいます。
なお、しばらく気温は平年より高めの日々ですが、元日は少し北風が冷たいので、初日の出、初詣などのお出かけは、シッカリ冬の装いを心がけるなどして、体調を崩さないよう気をつけましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)