生活保護費を不正に支出しだまし取ったとして宇部市の元職員の男を起訴
資料:山口地方検察庁
生活保護費を不正に支出しだまし取ったとして逮捕・送検されていた宇部市の元職員の男を、山口地検宇部支部は11日、詐欺などの罪で起訴しました。
詐欺や有印私文書偽造などの罪で起訴されたのは山陽小野田市くし山の宇部市元職員の男です。
起訴内容などによりますと宇部市役所の生活支援課に勤務していた男は、担当していた生活保護受給者が受給資格を失ったにも関わらず手続きをとらず、去年5月から8月までの間に4回にわたり生活保護費の支出関係書類を偽造し、あわせて37万4316円をだましとったとされています。
山口地検は男の認否を明らかにしていませんが、逮捕時の警察の調べに対し男は一連の犯行は認めているものの「最初の2回はミスでだまし取るつもりはなかった」 と容疑を一部否認していました。