周防大島高校の県立大付属化を決定 付属化は2026年4月予定
周防大島高校が山口県立大学の付属高校となることがきょう(24日)決まりました。
付属化は2年半後、2026年4月を予定しています。
これは、きょう開かれた県教育委員会会議で決まったものです。
周防大島高校の付属化はことし9月、山口県立大学が県教委に要望していたものです。
要望を受け教育委員らが県立大学の理事長から話を聞いたほか、周防大島高校の現地視察をしたということです。
きょうの会議では、県立大学の国際文化、文化創造、社会福祉、看護、栄養の5つの学科と周防大島高校の普通科と地域創生科2つの学科に繋がりがあること。
人材育成や県外流出の防止にも期待ができるなどとして、県立大学からの要望について承認されました。
(教育委員)
「他校にない良い組み合わせだと感じたそういった意味では付属化については異論を感じない」
(教育委員)
「将来的な期待も含めて付属高校になることは山口県にとってもいいチャレンジのひとつだと思う」
周防大島高校の付属化は2026年4月を想定しています。
(県教育委員会 繁吉健志教育長)
「県立大学にとっても県教委にとっても新たな取り組みということで大きなチャレンジ」
「県立大学と県教委では周防大島高校が付属化されることによって県内の教育がさらに充実するようしっかりと連携して取り組みたい」
教員の配置や入学試験などについては今後、県教委と県立大学で協議する方針です。