安全・確実・迅速に… 大規模災害の発生を想定し救出訓練 山口市
大規模災害の発生を想定した救出訓練が、山口市の県消防学校で行われました。
「要救助者の手確認!要救助者の手この位置!」
訓練は、土砂災害で生き埋めになった要救助者2名を救出する想定で行われました。
大規模災害が起きた際には、県単位で援助隊を結成することもあり、訓練はその連携を確認することが目的です。県内12の消防本部から集まった隊員らによるチームをつくり、要救助者に見立てた人形の救出にあたりました。
急斜面での訓練とあって、土砂が上から崩れてこないよう留めを設置したり、重機を使って土を掘りやすくしたりすることも。チームで連携を図りながら救出手順を確認していました。
岩国地区消防組合・中川冠 消防士長
「連携など確認できて有意義な訓練だった。今回の訓練を通して(今後は)消防の基本でもある 安全・確実・迅速を徹底して活動していく。」
山口県消防保安課は、来年も同様の訓練を行っていくことにしています。
最終更新日:2025年2月19日 19:54