馳知事「救助活動を最優先に」「電気や水道などの支援に全力を」改めて方針示す
8日夕方に開かれた県の災害対策本部会議で、馳知事は家屋の下敷きになるなどした人の救助活動を最優先する方針を示しました。
午後4時から始まった災害対策本部会議で冒頭、馳知事は改めて電気や水道などの支援に全力を挙げるよう指示しました。
地震から1週間経ち、飽和状態が続く輪島市の避難所では体調不良を訴える人が増加。
オンラインで参加した坂口市長は早急に1.5次避難所への搬送体制を確保するよう知事に要望しました。
また、珠洲市は物資は順調に届いているといいますが、避難所で暖かく過ごすためのヒーターなどが不足しているとして、県に調達を求めました。
馳知事「生き埋めになっている、下敷きになっている方を救命救助することを第一にしてほしい」
「まだ行けていない所があるのではないかという情報収拾も含めて県庁の方では引き続き(調査を)行っている」
最大震度7の地震発生から1週間。
県では災害関連死を出さないために、求められる支援を見極めていきたいとしています。