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空き家となっている石川県知事公舎 利活用に向けた基本的な考えまとまる

2023年12月21日 19:32
空き家となっている石川県知事公舎 利活用に向けた基本的な考えまとまる

現在、空き家となっている石川県知事公舎について、県の検討委員会は21日、今後の利活用に向けた基本的な考え方をまとめました。

今から97年前の大正15年に建築された金沢市広坂の知事公舎。
現在は空き家となっていて、県は有識者らによる検討委員会を立ち上げ、利活用に向けた議論を重ねてきました。

21日、3回目となる検討委員会の会合では、複数の歴史的建造物と趣ある庭が融合した空間とするほか、県民に広く開放された憩いの場とするなどの基本的な考え方が取りまとめられました。

今後の具体的な整備については、旧副知事公舎や塀を撤去して新たなスペースを設け、カフェやレストラン、伝統文化を体験できる場を設けるなどのイメージが示されました。

県では来年度、この日取りまとめられた考え方に基づいて具体的な活用策や整備スケジュールなどの基本構想の策定に着手する予定です。