石川・金沢のアニメスタジオ「トンコハウス」 エミー賞3部門を受賞 関係者が喜び語る
アメリカのテレビ界で最高峰の栄誉といわれるエミー賞。
金沢市に拠点を持つアニメーションスタジオ「トンコハウス」の作品が3部門で受賞し、21日、関係者が喜びを語りました。
トンコハウスの長編アニメーション「ONI~神々山のおなり」はことし2月に、アニメ界のアカデミー賞といわれるアニー賞を受賞。
そして今回、アメリカテレビ界の最高峰エミー賞の個人賞を3部門で受賞しました。
このうち、ベスト・カラー・デザイン賞を受賞した稲田雅徳さんが、21日、市役所を訪れ、受賞の喜びを語りました。
色のイメージや光の演出を担当したという稲田さんは、金沢での生活が作品にも反映されていると話します。
トンコハウス 稲田雅徳さん「町を歩いていたりしたときの天候だったりとか、季節の変化だったりとか」「それはすごい金沢で制作できた強みというか、そこで体験できたことが生きているのかなと思っていますね」
村山卓市長は、「金沢らしさが映像に表れていてうれしい限り」と話し、さらなる活躍に期待を寄せていました。