1.5次避難所の収容人数を拡大へ 馳知事「災害関連死を食い止める」 能登半島地震
石川県の馳知事は、1.5次避難所として運営している金沢市のいしかわ総合スポーツセンターに避難できる人数を、13日に拡充すると発表しました。
いしかわ総合スポーツセンターには12日午後2時現在で187人が身を寄せています。
1.5次避難所とは高齢者、障害のある人など介助が必要な人とその家族が主な対象で、ホテルなどに避難する「二次避難」の受け入れ先が決まるまでの短期間、滞在する場所です。
県はさらに多くの人を受け入れたいとして、13日、いしかわ総合スポーツセンターに60人分のテントを増設するということです。
また、県産業展示館2号館にも約150人が入れる新たな1.5次避難所を開設します。
これにより、2つの施設で合わせて710人が避難できるようになるということです。
馳知事は「災害関連死をなんとしても食い止めなければならない」と、1.5次避難や2次避難をスピード感を持って進めたいとしています。