孤立集落解消進み…残り5地区26人 2次避難進んでも「帰ってきたい…」
能登半島地震からきょうで18日目。
被災地では各地で断続的に雨が降り、土砂災害などへの警戒感が強まる中、住民の2次避難へ向けた動きが加速しています。
18日の県内は、前線や気圧の谷の影響を受け、地震で被災地の能登など各地で雨となりました。
こうした中、珠洲市で地元を離れることを決めた夫婦がいました。
木下太助さん「ここにいても作業できませんし」「めどが全く立たないんで」
漁師の木下太助さん 67歳。
木下さんは元日の地震と津波により、海岸近くにある自宅が倒壊したり漁船が流されるなど大きな被害を受け珠洲市内の避難所に身を寄せていました。
そして18日は2次避難を前に、倒壊した自宅の中から必要なものを取り出していました。
妻 弘美さん「やっぱり、30何年間住んだところなので涙出ますよね。何回見ても」「帰ってきたいなという思いで,今は避難しようと・・・やっぱり帰ってきたいです」
木下さん夫妻はまずは1月いっぱい、富山県内の旅館に2次避難し、今後のことを考えるとしています。
こうした2次避難の動きは加速していますが、それでもまだ各市町の避難所にとどまっている人は少なくありません。
一方、大規模な火災があった輪島市の朝市通りでは雨の中、安否不明者の捜索が行われていました。
県によりますと18日午後2時現在、能登半島地震による死者は232人確認され安否不明者は21人となっています。
また、孤立集落は解消が進み、残っているのは5つの地区の26人となりました。
雨は、今後次第にやみ、19日は晴れ間が広がる見込みです。
ただ、20日土曜日は再び雨となり、日曜日は土砂災害に注意・警戒が必要です
また、月曜日からは次第に冬型の気圧配置となり、火曜日以降は、平地・山地ともに雪の量が多くなることが見込まれ、気温の低い状況が続くため、体調管理に注意が必要です。
被災地では各地で断続的に雨が降り、土砂災害などへの警戒感が強まる中、住民の2次避難へ向けた動きが加速しています。
18日の県内は、前線や気圧の谷の影響を受け、地震で被災地の能登など各地で雨となりました。
こうした中、珠洲市で地元を離れることを決めた夫婦がいました。
木下太助さん「ここにいても作業できませんし」「めどが全く立たないんで」
漁師の木下太助さん 67歳。
木下さんは元日の地震と津波により、海岸近くにある自宅が倒壊したり漁船が流されるなど大きな被害を受け珠洲市内の避難所に身を寄せていました。
そして18日は2次避難を前に、倒壊した自宅の中から必要なものを取り出していました。
妻 弘美さん「やっぱり、30何年間住んだところなので涙出ますよね。何回見ても」「帰ってきたいなという思いで,今は避難しようと・・・やっぱり帰ってきたいです」
木下さん夫妻はまずは1月いっぱい、富山県内の旅館に2次避難し、今後のことを考えるとしています。
こうした2次避難の動きは加速していますが、それでもまだ各市町の避難所にとどまっている人は少なくありません。
一方、大規模な火災があった輪島市の朝市通りでは雨の中、安否不明者の捜索が行われていました。
県によりますと18日午後2時現在、能登半島地震による死者は232人確認され安否不明者は21人となっています。
また、孤立集落は解消が進み、残っているのは5つの地区の26人となりました。
雨は、今後次第にやみ、19日は晴れ間が広がる見込みです。
ただ、20日土曜日は再び雨となり、日曜日は土砂災害に注意・警戒が必要です
また、月曜日からは次第に冬型の気圧配置となり、火曜日以降は、平地・山地ともに雪の量が多くなることが見込まれ、気温の低い状況が続くため、体調管理に注意が必要です。