飼育員の努力実る のとじま水族館営業再開 子どもたちに笑顔
気持ちよさそうに水浴びをするペンギンに、群れになって泳ぐ魚たち。
のとじま水族館が20日、およそ半年ぶりに営業を再開しました。夏休み初日ということもありさっそく大勢の家族連れや地元の子どもたちの姿が。
訪れた人
「子どもが水族館好きなのでいい機会かなと思って」
「楽しかった」
地元の児童
「やっと水族館が開いてよかったなと思いながら来ました」
「魚が元気でよかった」
しかし、再開までの道のりは決して平たんではありませんでした。
飼育員のひとり、釘宮ひなたさんです。
釘宮ひなた 飼育員
「配管の損傷がひどかったのでその損傷部分を見つけ出すことに一番苦労しました。そして生き物が死んでしまったんですけども今生き残っている生き物をどう生かすかっていうのにも苦労しました」
地震の影響で、飼育していた2匹のジンベエザメが死ぬなど、展示できる個体数は半分以下に。釘宮さんが担当するイルカやアシカも県外の施設に避難しています。
それでも。
釘宮ひなた 飼育員
「イルカとアシカが戻ってこれる環境を作るために頑張ろうかと思ってます。イルカとアシカそしてまだ避難中のペンギン、カワウソ、アザラシも観ていただけるように頑張っていきます」
のとじま水族館では今後も復旧作業を進め、全ての施設の再開を目指すとしています。