石川県内すべての指定避難所が閉鎖 仮設住宅の整備の完了を受け
県内での仮設住宅の整備が完了したことから、奥能登豪雨で設けられた避難所が、すべて閉鎖されました。
去年の能登半島地震ではピーク時に約3万4000人が避難し、奥能登豪雨では最大で1500人が避難所生活を余儀なくされました。
このうち、地震の避難所はすでに閉鎖。
唯一、残っていた豪雨の避難所で、3世帯4人が生活をしていた輪島市の大屋小学校では、全員が仮設住宅に移る準備が整ったことから13日で閉鎖されました。
これで地震や豪雨を受けて設置された県内すべての指定避難所が閉鎖となりました。
■ピースボート災害支援センター小林茜さん
「地震から数えたら1年3カ月も経ちますので本当に皆さん長い避難生活になってしまったなというのが率直な感想です。全員が同じ道のりを歩むわけではないと思うが避難所で出会った絆を大事にしながらとにかく体に気を付けて生活していってほしいなとまた笑顔で会えたらと思っています」
また障害のある人や高齢者を受け入れる「福祉避難所」についてもすべて閉鎖されるということです。