地震復興を推進 産学官連携の新プロジェクト会議設置へ 「能登駅伝」も視野に
能登半島地震の復興に向けた事業を推進するため、石川県の馳知事は、県内の企業や大学など産学官が連携して取り組む新たなプロジェクト会議を立ち上げる意向を明らかにしました。
この会議は、能登の復興を効果的に進めるために設置されるもので、県や金沢大学、北國新聞、北陸電力など6つの機関が参加します。「人の交流・関係人口の創出」や「特色ある生業の再建」など4つの分野で事業に取り組みます。
今後、「能登駅伝」の開催やジオパーク認定を目指す予定で馳知事は、1日の記者会見で年内に設置すると明らかにしました。
馳 浩 知事:
「様々なプレイヤーがこういった支援の面で連携して取り組んだ方がより良いと思っています。(被災者は)忘れられてしまうんじゃないかという不安感を持っておられますので、そうならないように(取り組む)」
一方、小松空港の国際線のうち、現在週2便で運航している小松・上海便について12月20日から週4便に増便する見通しとなりました。ことし4月以降の利用が堅調であることから中国東方航空から増便が伝えられ、これまでの日・木曜日から日・月・木・金曜日での運航となる予定です。
最終更新日:2024年11月1日 18:40