鹿児島市の鹿児島純心女子短期大学が2026年度以降の学生の募集を停止すると発表しました。少子化による18歳人口の減少と4年制大学を志望する人が多くなり、大幅な定員割れが続いていたことが理由としています。

　鹿児島市の鹿児島純心女子短期大学は2025年度の入学生を最後に2026年度以降の学生の募集を停止するということです。

　鹿児島純心女子短期大学は「聖母マリアのように神様にも人にも喜ばれる女性の育成」を建学の精神として1960年に開校。現在は生活学科と英語科の2つの学科があり、これまでに約1万8000人の卒業生を送り出してきました。

　少子化による18歳人口の減少と4年制大学を志望する人が多くなり大幅な定員割れが続いていたことが募集停止の理由としています。

　鹿児島純心女子学園の松下栄子理事長は「入学生を含むすべての学生が卒業・進学・就職されるまで教育や進路支援等については、これまで同様に熱意をもって万全を尽くしてまいります」とコメントしています。

　県内の短期大学は、鹿児島市の県立短期大学、鹿児島女子短期大学、霧島市の第一幼児教育短期大学の3校になります