【そもそも.】「万博ってなあに」いつどこで始まったの?”大阪・関西万博”の見どころは?
「そもそも万博とは?」このテーマで、取材しました。
大阪・関西万博の開催まであと2か月。
万博って、いつどこで始まったのでしょうか。
そして、今年の万博皆さんどれくらい関心をもっているんでしょうか。街で聞きました。
男性「すごい混雑でしたよ。(Qちなみに何を目当てにいった?)あの時はマンモスがあったんです。(Q世界で初めて開催された万博ってどこでしょう?)パリとかロンドンとかそうじゃないんですか、分からないけど」
男子大学生3人「(Q大阪万博、どんなものが出るか、皆さん知ってますか?)お台場のガンダム、それは知ってます。それ行くんだったら、ユニバーサルスタジオに行くかもしれない、大阪ですもんね」
女性「万博自体をずっと見るというよりは、イベントがちょこちょこあるみたいなのでライブだったりとかと合わせて行ってみたいなと思う。(今年の万博は)4月13日からで終わりが分からない10月ぐらい?」
今回は、万博の運営を担う日本国際博覧会協会の広報・西井さんに話を聞きました。
そもそも、万博の正式名称は「国際博覧会」といいます。
今の形の国際博覧会が最初に開かれたのは、1851年の「第1回ロンドン万国博覧会」。イギリスで初めて開かれたんです。
最先端の技術が集まり、多様な価値観の交流や促進などを目的としています。
国際博覧会条約に基づき、それぞれの国が主催していて今年のような大きな万博は5年に1度、小さな規模のものはその間に開かれているそうです。
大小合わせてこれまで日本で万博は何回開催されたかというと、大きい規模では日本で初めて開催されたのは1970年「日本万国博覧会」通称・大阪万博。
続いて、愛知県で愛地球博として開催された「2005年日本国際博覧会」この2つです。
小さい規模も合わせると、これまで5回開かれてきました。
国内では、2005年以来20年ぶりの開催となるのが、今年開かれる「2025年日本国際博覧会」通称”大阪・関西万博”です。
大阪府大阪市の夢洲で、4月13日から半年間開催され、160以上の国や地域が参加します。
広報の方に、見どころを聞きました。
たくさんあります、ということで2つピックアップしました。
その1つが「最新のヘルスケア」。
このパビリオンでは、ブースの中で「健康データ」をスキャンし、簡単に自分の健康状態を知ることができたり、そのデータから25年後の自分のアバターを作ることができたりするということです。
もう1つが「iPS心臓」です。
iPS細胞から作った心臓で、ちゃんと拍動しています。
写真は1年前に公開されたものですが、大きさ1センチほど。
展示される際には、もう少し大きなものが見られるのではないかということでした。
未来の「人工心臓」の開発のベースとして研究が進んでいるもので、このような医療の最新技術も見ることが出来ます。
テーマは「つむぎ、つづける」。
「よりよい復興」をコンセプトに、東日本大震災からの復興を考える展示です。
展示は、「震災伝承・災害対応」「食・水産」などの4つに分かれていて、中でも「食・水産」では復興への道のりを展示したり、訪れた人に地元のものを試食してもらい魅力を伝えるような展示となる予定で、宮城からは山元町のイチゴや南三陸のカキが展示されるということです。
”大阪・関西万博”は4月13日から。
チケットは行く日や時間帯によって値段が異なります。
大人の1日券だと7500円なんですが、平日券は6000円。
17時以降に入場できる夜間券は3700円など、様々な価格設定があるようです。