【旬の味覚「カキ」に「ミカンジュース」、「タイヤ交換」はフル回転】23日「勤労感謝の日」の宮城県内各地の様子(宮城)
23日「勤労感謝の日」の県内各地の様子を、取材した。
旬の味覚を求めて繰り出す人、冬本番に備える人など、様々だった。
安斎アナウンサーリポート「愛媛県の物産展、(このデパートでは)初めての開催。祝日の昼時ということもあり、会場はたくさんの人で賑わっています」
愛媛が全国2位の出荷量を誇るミカンの詰め放題や、松山市のソウルフード「三津浜焼き」など、仙台市
青葉区のデパート「藤崎」では、11月27日まで「えひめ・松山の物産と観光展」が開催されている。
安斎アナウンサーリポート「誰もが一度は体験したいと思っているのではないでしょうか。『蛇口からミカンジュース』です」
蛇口をひねると果汁100%のミカンジュース(一杯440円)が、出てくる。
物産展に訪れた男性「(蛇口からミカンジュースが)憧れだったので。実際にやれて嬉しい」
行列ができていたのが「じゃこ天」だ。
揚げたてが、店頭に並ぶと同時に飛ぶように売れていく。
「(Q何枚買ったんですか?)15枚です」
秋田県知事の発言で注目を浴びている「じゃこ天」だが、実は宮城ともゆかりがある。
愛媛・宇和島藩の初代藩主は、伊達政宗の長男・秀宗。
故郷をしのんで仙台から連れてきた蒲鉾職人に作らせたことが、始まりと言われている。
松山マドンナ大使・外村美琴さん「皆さま、えひめ・松山の物産と観光展に、ようおいでたのもし」
一方、石巻市。
今年4月に整備された「かわまち交流広場」で開かれたのが、「かき祭り」。
今が旬の生カキが市価より3割ほど安く販売されたほか、石巻湾で獲れたカキとノリを使った『のりかき汁』も1杯300円で用意され、訪れた人は冬の味覚を堪能していた。
来場者「熱い。(Q味はどうでしたか?)おいしいです」「(Qおねえちゃんはどうでしたか?)うまい。かき鍋にして夜食べたいと思います。(カキは)昔から食べているので、冬になったら食べないとという感じですかね」
今年のカキは、海水温が高かった影響で生育が遅れ、小ぶりながらも濃厚な味わいだという。
会場では、石巻の食文化を知ってもらおうと、クジラの肉も販売されていた。
23日午後の蔵王山。
山肌には雪が積もっていて、24日午後は平地でも雪の降る所が出てきそうだ。
23日午後、仙台市のカー用品店では整備士が冬用タイヤへの交換作業に追われていた。
23日だけで40件の予約が入っていて、4つあるレーンはフル稼働だ。
タイヤ交換に来た人「週末が冷え込むと聞いたので、今日のうちにやっておこうかな。(予約は)けっこう混んでいました」
イエローハット西多賀店・大友大将さん「雪マークの予報が出てから(予約が)殺到した。ピークに近くて、この状況は来週・さ来週まで続く」
こちらの店では、冬タイヤ交換の予約がこの先2週間はほぼ埋まっているという。