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【今も「上下水道が使えない」石川・珠洲市の学校へ】小・中学生が募金活動で集めた見舞金 「能登半島地震」被災地に(宮城・山元町)

2024年3月13日 7:00
【今も「上下水道が使えない」石川・珠洲市の学校へ】小・中学生が募金活動で集めた見舞金 「能登半島地震」被災地に(宮城・山元町)

「能登半島地震」で被災した石川県の学校に役立ててもらおうと、宮城・山元町の小中学生が募金活動で集めた見舞金を町に届けた。

12日午後、山元町の小学校4校と中学校1校の代表が町役場を訪れ、菊池卓郎教育長に見舞金21万円あまりを手渡した。

見舞金は、2月にそれぞれの学校で募金活動を行い集めたもので、「能登半島地震」で被災した石川県珠洲市の宝立小中学校に届けられる。

宝立小中学校は9年制の義務教育学校で、2015年~2019年まで防災学習として山元町の震災遺構・中浜小学校を訪れていて、この縁が今回の支援につながったという。

山元中学校の生徒代表
「今回、石川県の方に(震災の)恩返しという形で助けてあげたいと思い(募金活動を)始めました」

山下第二小の児童代表
「被災地の子どもたちが、少しでも私たちのように元気で明るい生活が出来ると良いと思います」

宝立小中学校は、現在も上下水道が使えない状態で、見舞金は町の教育委員会を通して贈られるという。