トクリュウへの対策強化を指示…警察署長会議 8つの重点項目確認(宮城県警)
宮城県警は、県下警察署長会議を28日開き、いわゆるトクリュウ犯罪グループへの対策強化など8つの重点項目を確認した。
28日午後に開かれた会議には、宮城県内25の警察署長や幹部など合わせて59人が参加した。
細田正本部長が、今年の運営指針や8つの重点項目について確認を行い、なかでも匿名流動型犯罪グループ=いわゆるトクリュウへの対策を強化するよう指示した。
SNSなどを通じて結びつくトクリュウは、特殊詐欺など多くの犯罪に関与していて、2024年 宮城県内での特殊詐欺は374件、被害額は約15億7200万円と過去最多になっている。
会議にあわせて、県警本部長による拳銃など装備品の点検も行われ、整列した警察官およそ170人が犯罪抑止への士気を高めていた。
最終更新日:2025年1月28日 19:30