リーダー格の男(35)の初公判、仙台拠点の特殊詐欺グループ30人逮捕…男は“起訴内容認める”
闇バイトの求人などで集まった仙台を拠点とする特殊詐欺グループ男女30人が逮捕された事件で、リーダー格の男の初公判が仙台地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。
組織的犯罪処罰法違反の罪に問われているのは、仙台市青葉区の無職・大橋和之被告(35)。
起訴状などによりますと、大橋被告は仙台に拠点を置く特殊詐欺グループを統括していたリーダー格で、2024年「7億円が当たった」などとSNSでメッセージを送り、被害女性3人から合わせて700万円あまりをだまし取った罪に問われています。
26日の初公判で、仙台地裁の須田雄一裁判長が「起訴内容で、事実と異なることはあるか」と質問したところ、大橋被告は「ありません」と起訴内容を認めました。
また、幹部の木村健太被告(33)と打ち子のアルバイトとして雇われていた早坂知晃被告(33)の初公判も開かれ、いずれも起訴内容を認めました。