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<『東日本台風』で甚大な被害>国道349号で災害に強い新たなルート整備 ルート上のトンネル貫通式(宮城・丸森町)

2024年9月12日 20:00
<『東日本台風』で甚大な被害>国道349号で災害に強い新たなルート整備 ルート上のトンネル貫通式(宮城・丸森町)

5年前の『東日本台風』で被害を受けた丸森町の国道349号では、災害に強い新たなルートの整備が進められていて、ルート上にあるトンネルの貫通式が12日行われた。

12日に貫通したのは、仮称「丸森第1号トンネル」で、工事関係者などが出席して貫通式が行われた。

阿武隈川沿いを走る国道349号は『東日本台風』で甚大な被害を受けたことから、国は被害が大きかったおよそ8キロの区間で、災害に強い新たなルートの建設を進めている。

新ルートには3つのトンネルが建設されるが、貫通したのは2つめで延長1621メートル、福島県境に近いトンネルだ。

国土交通省・宮城南部復興事務所 堀井一保事務所長
「一日でも早い完成に向けて、工事関係者の皆さんと協力して対応していきたいと思います」

「丸森第1号トンネル」は、今後 トンネル内部の工事を行い、来年夏頃に完成の予定だが、「新たなルート全体」の完成時期は未定だという。