市立病院 対面診療を行わず患者に薬処方「早く薬を処方するため」<宮城県登米市>
医師の対面診察を行わず、医療行為を行っていたのは登米市米谷市立病院。
病院の事務局によると、この病院では発熱外来で病院を訪れた患者に対し、対面診療を行わず、薬の処方を行うなどの医療行為を行っていたという。
新型コロナの対応期間中だけではなく、5類に移行した後も今月17日まで続いていた。
病院はミヤギテレビの取材に対し「待ち時間が発生して患者の負担になるため、早く薬を処方するため、医師法に違反しているとは考えていない」と回答している。
またこの件を受けて登米市は「今後同様なことがないようにしていきたい、監督する県や東北厚生局の指示に従い、診療報酬の返還など適切に対応していきたい」とコメントしている。