郡市長、パリへ…仙台市の自動運転実験など地域交通の意見交換 現地の旅行会社も訪問へ
仙台市の郡市長は、4月14日にフランス・パリで行われる会議に出席し、今後の地域交通の在り方など世界共通の課題について意見交換を行うと発表した。
郡和子 仙台市長
「世界の様々な国の首長たちと今、旬な課題について色々意見を交わすのは有益な知見を持って帰ることにもつながる」
仙台市の郡市長は新年度初めてとなる定例会見でこのように述べ、4月14日にフランス・パリで行われるOECDチャンピオン・メイヤー・ミーティングに出席すると発表した。
この会議は、OECD=経済協力開発機構が企画し2年に1度程度開かれるもので、郡市長の参加は前回に続いて2回目。
試乗会議では、市が去年行った部分的に自動運転を取り入れたEVバスの運行実験の取り組みを紹介し、運転手不足の解消や脱炭素社会の実現についても各国と意見交換を行う予定だ。
また、フランス訪問中には現地の旅行会社を訪問し、インバウンド促進に向けて意見交換を行う。