屋内施設にカフェも 佐世保中央公園が都市公園コンクールで最高賞受賞「テーマは海や街」《長崎》
佐世保中央公園が「都市公園コンクール」で最高賞である国土交通大臣賞を受賞しました。県内では初の受賞です。
佐世保市の中心部にある佐世保中央公園。
去年4月にリニューアルし、昨年度は30万人が利用しました。
その魅力は―。
利用者
「なかなか佐世保で屋内で遊ぶ施設がなかったのでとくに夏場も空調も効いているし親としては大変助かる」
天候に左右されずに遊べる屋内施設に
公園の西側にあるカフェは、人気スイーツ店が運営していてゆったりとした時間を過ごすことができます。
敷地面積は東京ドームおよそ3個分にあたる5.4ヘクタール。
キャンプ場や
芝生広場も整備されています。
利用者
「そこのお店に寄ったりしながら 公園の中を通って帰るようになったペットを散歩しに来る人もいて すごく雰囲気がよくなった」
設計を担当したのは、佐世保市の庭健です。
庭建 田雑 豪裕代表取締役
「地元の風景に特化したような公園を作ろうということで九十九島をイメージした公園作りをした」
テーマは、佐世保の海や街。
地面は波や海をイメージしています。
植物が植えられた場所は島。
県の天然記念物でもあるソテツを植え、九十九島の自然を再現しています。
庭建 田雑 豪裕代表取締役
「年配の方から子どもまでどんどん利用していただいてこの地帯がにぎわうような公園にしていきたい」
この佐世保中央公園が、国内の優れた設計の公園を表彰する「都市公園コンクール」で最優秀賞である「国土交通大臣賞」を県内で初めて受賞しました。
佐世保の資源を活かした設計や景観などが評価されたということです。
★庭建 田雑 豪裕代表取締役
「市民のみなさまがくつろげるような公園にという思いで設計に携わってきた国の方でも評価をいただいて非常にうれしい」
表敬を受けた佐世保市の宮島市長は「今後さまざまなイベントに活用し、市の活性化につなげたい」と話しました。