3月の核禁条約締約国会議「自民議員は派遣せず」森山幹事長が考え示す 被団協は被爆者派遣《長崎》
来月開かれる 核兵器禁止条約の「第3回 締約国会議」を巡り、自民党の森山幹事長は党としてのオブザーバー参加は難しいとして、議員は派遣しないとの考えを示しました。
締約国会議を巡っては、日本被団協や長崎と広島の知事、市長らが日本政府に対し、オブザーバー参加するよう求めています。
一方 政府はオブザーバー参加は見送り、与党議員を派遣する方向で検討を進めていました。
こうした中、自民党の森山幹事長と公明党の西田幹事長らが4日、都内で会談。
森山氏は、自民党としては「会議に議員を派遣しない考え」を、公明党側に伝えたということです。
(森山 裕 幹事長)
「党としては、今まで通りの考え方を貫かせて頂きたい」
核兵器禁止条約の「第3回締約国会議」は来月、アメリカ・ニューヨークの国連本部で開かれ、日本被団協は被爆者を派遣する方針です。
最終更新日:2025年2月6日 12:35