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政治関心高め“投票率アップを” 高校生24人が県議会議員と交流 まちづくりの政策を考案《長崎》

2023年12月15日 20:36
政治関心高め“投票率アップを” 高校生24人が県議会議員と交流 まちづくりの政策を考案《長崎》

若者の政治への関心を高め、投票率アップにつなげるための取り組みです。

高校生がまちづくりの政策を考案し県議会議員に意見を発表しました。

(県立諫早高校 生徒)
「誰かと一緒に食事をするのはすごく難しい状況にある。だからこそ私は子ども食堂をおすすめする」

県議会議員に政策をプレゼンするのは高校生です。

政治に関心を持ってもらおうと県議会事務局が去年から実施している高校生と県議会議員の交流事業。

今年は、6つの高校に通う24人が参加しました。

県立島原高校の生徒たちは、特に若い世代の人口流出に歯止めをかけるための策として、ふるさとの魅力を再発見してもらうことが大切だと提案。

(県立島原高校 生徒)
「学校での地域教育の充実が重要だと考える。学校で地域の歴史や残業をもっと学ぶ機会があればと思う」

また、文化施設や地域資源を生かしたPRイベントの充実が魅力を発信するカギとなると発表しました。

衆議院議員選挙における県内の投票率はおととし、56.89%で全国平均を上回っているものの減少傾向に…。

また、議員のなり手不足も問題になっています。

県議会事務局政務調査課 濵口 孝 課長
「若者の政治離れがある。まずは政治に関心を持ってもらい、選挙に行ってもらう。もしくは政治家を目指してもらうことも期待している」

県議会事務局では、今後も、高校生に政治を身近に感じてもらう取り組みを企画していくということです。