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10代から30代は10年間で3割減少「はたちの献血」長崎大学で若い世代に献血呼びかけ《長崎》

2024年1月10日 17:00
10代から30代は10年間で3割減少「はたちの献血」長崎大学で若い世代に献血呼びかけ《長崎》

若い世代に献血に協力してもらうキャンペーンが長崎大学で行われました。

年末には一部の血液が足りない状況となったことに加え、冬には献血する人が減る傾向にあることから継続的な協力を呼びかけています。

( 呼びかけ)
「献血にご協力をお願いします」

長崎大学文教キャンパスで行われた「はたちの献血キャンペーン」。

若い人たちに献血に関心を持ってもらおうと県赤十字血液センターが毎年実施しています。

10代から30代の献血者数は、この10年間でおよそ3割減少。

若者の「献血離れ」が続いていることから、食品などをプレゼントして協力を呼びかけました。

( 大学生)
「(献血は)きょう初めて来た人のために何かするのは気持ちいい。あまり今までそういうことをしてきたことがなくて、これからもできることがあれば献血2回目もしたい」

( 大学生)
「もらえるプレゼントが結構すごいのでそれもあって来たでもやっぱり1番は人の役に立ちたいというところ」

県内では、去年の年末にかけてO型とA型の血液の確保が厳しい状況に。

現在は回復しているということですが、例年、冬は献血に足を運ぶ人が減る傾向にあることから、継続的な協力を呼びかけています。

( 県赤十字血液センター藤本 大樹主事)
「寒かったりかぜで体調を崩したりする人もいるので、そういった背景で献血者数が減っている。一時的に来るだけではなくて継続的に協力をお願いできたら」

長崎大学でのキャンペーンはあすも行われるということです。