この冬一番の強い寒気 五島で一時大雪警報も…園児は「雪、うれしかった」長崎県内 大雪のおそれなくなる《長崎》
強い寒気の影響で、県内は断続的に雪が降り、五島では一時、大雪警報が出されました。
気象台は23日朝にかけて路面凍結による交通障害に気を付けるよう呼び掛けています。
21日午後10時頃の五島市。
風に流された雪の粒が車のフロントガラスを叩きます。
道路一面には、細かな粒の雪が。
長崎市では厳しい冷え込みのなか大粒の雪が舞いました。
夜が明けると、山や住宅の屋根は白く染まり雪化粧に。
雪にはしゃぐ子どもたちもいました。
(園児)
「雪。うれしかった」
強い寒気の影響で21日から断続的に雪が降った県内。
冷え込みも強まりました。
朝の最低気温は、雲仙岳、対馬市、島原市で氷点下となるなど18地点中10の地点でこの冬一番の寒さに。
長崎市の高台では…
(青木雄大アナリポート)
「路面凍結している、つららもできている」
“初氷”も観測されました。
五島市には、一時大雪警報が出され、三井楽町と福江空港では4センチの積雪が観測されたということです。
佐世保市では、路面の凍結により軽乗用車が下り坂でスリップする事故も。
県警によりますと25件の交通事故が発生したということです。
(青木雄大アナリポート)
「雪がちらちら降っていて女神大橋は路面凍結で通行止め」
長崎市や諫早市など県内の最大5か所で通行止めとなりました。
交通機関では、海の便に影響が。
九州商船の長崎と五島を結ぶジェットフォイルの一部と、長崎、佐世保と新上五島を結ぶ高速船の全便が欠航となりました。
気象台は、大雪のおそれはなくなったとしていますが、23日朝までは、積雪や路面凍結による交通障害に気を付けるよう呼びかけています。