病院内で職員向けの「ランチDEマルシェ」障がい者就労支援で製造のパンが好評《長崎》
障がい者の就労支援で製造しているパンが好評です。
佐世保市の病院で、職員に向けたマルシェが開催されました。
約40種類のパンや、手作りの雑貨が並びます。
佐世保中央病院で開かれた「ランチDEマルシェ」。
(職員)
「お昼ご飯用にパンを買ったのと、家に子どもがいるので帰ったら一緒に食べようと思ってクッキーも買った」
パンは、佐世保市内の5つの障がい者就労支援事業所で21日の朝、焼かれたものです。
このマルシェが開かれたきっかけは、院内のレストランの休業期間中に実施した出張販売です。
当初、昼食の購入場所を補う目的で行っていましたが、職員に大人気だったそうで、今月から月に1回、開催する予定です。
(職員)
「おいしそうなものが並んでると、食欲も出て午後からも頑張れそうな気がする」
(職員)
「普段生活していて、こういう所に出くわすことがない。お昼の時間に開いているので、気軽に来れていいなと思った」
(佐世保地区障がい者支援協議会 福田 真弓 副代表)
「気軽にパッと仕事中に買いに来て、パッと食べられるので、すごくありがたいというお話は聞いている。事業所がたくさんあることをいろんな方に知ってもらいたい」
事業所は今回のマルシェなどを通し、障がい者の就労支援への理解を深めていきたいとしています。