「被爆体験者や被爆2世問題、早く決着を」国会議員と被爆体験者ら意見交換会を長崎市で初開催《長崎》
国会議員でつくる「被爆者問題議員懇談会」と長崎の被爆体験者らによる意見交換会が1日、開かれました。
長崎市での開催は初めてです。
国会議員らでつくる「被爆者問題懇談会」と長崎の被爆体験者らによる意見交換会が1日に開かれました。
長崎市での開催は初めてです。
意見交換会には、懇談会の会長ら国会議員4人と長崎の被爆体験者など、約40人が集まりました。
(被爆者問題議員懇談会 水岡 俊一 会長)
「広島における黒い雨訴訟で、原告や原告以外の同じような事情にあった人への救済の道が開かれたにも関わらず、長崎の被爆体験者は未だに被爆者と認められない状況が続いている」
懇談会は、長崎や広島の国会議員らが呼びかけ人となり、去年設立されました。
長崎市で意見交換するのは初めてです。
(被爆体験者 岩永千代子さん)
「全く広島と同じだということを、そこを強く言っていただきたい。よろしくお願いします」
(被爆者 川野浩一さん)
「今一番最初に解決すべき問題は、被爆体験者や被爆2世の問題。何とか早く決着をつけてもらいたい」
長崎の被爆体験者が県と長崎市に対し、被爆者健康手帳を交付するよう求めた裁判は、9月9日に長崎地裁で判決が言い渡されます。