児童が挑戦!「長崎のお米3品種を食べ比べ」県産米は年間約4万8000トン生産《長崎》
消費量が年々、減少しているという県産のコメ。
子どもたちが “食べ比べ” に挑戦しました。
(県職員 田畑 士希さん)
「食べる量が減るとつくる量が減るし、食料が安定的に入る所も危うくなる」
年間約4万8000トンが生産されている県産米。
最も多かった1960年代の3分の1に減り、消費量も減少を続けています。
子どもたちに米のおいしさを知ってもらい、消費拡大を図ろうと22日、
諫早市の小野小学校で米について学ぶ授業が行われました。
長崎を代表する3つの品種「にこまる」「なつほのか」「ひのひかり」の食べ比べに挑戦です。
(児童)
「おいしいです。赤色(のお米)がもちもちして美味しかった」
(児童)
「黄色じゃない。にこまる」
(児童)
「ちょっと柔らかくて少し固さがあって、弾力が良かったから、僕が好きなお米だった」
(児童)
「家のは、学校と同じ感じ」
(児童)
「お米の食べ比べをできてうれしかった。長崎のお米を僕がもっと作って有名にしていきたい」
猛暑による不作や消費拡大などによる影響が長引き、品薄が続いているコメ。
県内でも猛暑の影響はあったものの、新米の生産量は平年より多いということです。
(県職員 田畑 士希さん)
「大きくなってからも長崎の地元の食材やお米も含めて、意識して採って食べて行ってほしい」
県では、今後も地元の米のおいしさを伝える取り組みを進めていきたいとしています。