英ヒースロー空港、大規模停電 21日いっぱい閉鎖
イギリス・ロンドンのヒースロー空港が大規模停電で空港を閉鎖したことを受け、多くの航空会社が行き先を変更するなど影響がひろがっています。
ロンドンのヒースロー空港は21日、空港に電力を供給する変電所で火災が起きた影響で、大規模な停電が発生していると発表しました。
利用客と従業員の安全を守るため、空港を21日いっぱい閉鎖すると明らかにしたうえで、利用客に対して空港への移動を控えるよう求めています。
ヒースロー空港は、ヨーロッパで最も利用者数が多い世界有数のハブ空港となっています。
ロイター通信によりますと、今回の閉鎖を受けヒースロー空港に到着予定だった少なくとも120便が他の空港に行き先を変更し、21日に影響を受ける便は少なくとも1300以上にのぼるということです。
ヒースロー空港は、今後の発着便の運航については各航空会社に問い合わせるよう案内しています。