イーロン・マスク氏が率いるアメリカの電気自動車大手・テスラが、ピックアップトラックの「サイバートラック」について、ほぼ全車をリコールすると発表しました。

テスラの「サイバートラック」は近未来的なデザインに加え、荷台を備えるピックアップトラックの常識を超える加速性など、性能面も大きな話題となりました。

テスラは18日、サイバートラックの車体を覆う鉄鋼パネルが走行中に外れる可能性があるとして、アメリカ国内で販売されたおよそ4万6000台をリコールすると発表しました。

対象は、生産が始まった2023年から先月にかけての車両で生産されたサイバートラックのほぼすべてが対象となります。

テスラを巡っては、イーロン・マスク氏への嫌悪感からアメリカだけでなくヨーロッパなどでも不買運動が相次ぎ、株価も大幅に下落していて、今回のリコールはさらなる打撃となりそうです。