アメリカ政府閣僚として初「平和な未来をともに築いて」国連大使が原爆資料館見学《長崎》
アメリカのリンダ・トーマスグリーンフィールド国連大使が、19日午後、長崎原爆資料館などを訪れました。
大石知事や鈴木長崎市長が出迎えたのは、アメリカのリンダ・トーマスグリーンフィールド国連大使です。
トーマスグリーンフィールド国連大使は、被爆の実相に触れ、若い世代とも交流したいと長崎市を訪れました。
午後から平和公園で献花した後、長崎原爆資料館を約30分見学しました。
被爆者の朝長 万左男さんらが付き添ったということです。
(リンダ・トーマスグリーンフィールド国連大使)
「資料館の展示を見て、いかに原子力爆弾が壊滅的な影響をも たらしうるかをまざまざと感じた。一瞬にして人々の暮らしが失われてしまう、破滅的な影響が残されてしまう原子力爆弾は、決して二度と使ってはならないという気持ちを新たにした」
その後、“より平和な未来をともに築いていける” といったメッセージを記帳しました。
国連によりますと、アメリカ政府の閣僚が長崎原爆資料館を訪問するのは、初めてだということです。