来季続投から一転…「サントスFCに行きたい」V長崎 カリーレ監督にクラブ困惑《長崎》
来季の契約を更新したと発表していたV・ファーレン長崎のファビオ・カリーレ監督が、ブラジルのクラブと契約したと一部報道が出ている事態を受け、V・ファーレンは20日、契約の現状について発表しました。
カリーレ監督は、11月下旬、V・ファーレンと来シーズンの契約を締結していましたが、12月上旬、一部報道で、ブラジルのサントスFCと単年契約を結んだとされています。
V・ファーレン長崎によりますと、強化部が事実確認などを行ったところ、カリーレ監督は、一度は来季も指揮をとる意向を示しましたが、20日午前、代理人を通じて「サントスFCに行きたい」とする最終の意思を示したということです。
ただ、現時点でサントスFCから、クラブ側に契約手続きに関する正式なオファーは届いていないとしています。
V・ファーレン長崎の髙田旭人社長は、「クラブとしても、急な状況に困惑しておりますが、 事実確認と状況の整理、また、 来季にむけて契約更改が進んでいる選手・スタッフの不安を一刻も早く解消できるように全力で努めていきます。」とコメントしています。