J2上位3チーム大混戦 V・長崎が藤枝に2-0快勝 26日いわき戦で単独首位の可能性《長崎》
サッカーJ2V・ファーレン長崎は、22日、ホームで藤枝MYFCに快勝。好調をキープしています。
今シーズンの開幕戦で引き分けた藤枝との一戦。
V・ファーレンは序盤から主導権を握ります。
前半8分、加藤のシュートのこぼれ球に反応したエジガルがシュート。4試合連続ゴールは、得点ランキングトップを独走する自身13点目。幸先よく先制します。
さらに26分には、マテウスがハーフウェーラインから見事なロングパス。
中央に走り込んだマルコスのダイナミックな攻撃が得点につながり、前半2点をリードして折り返します。
後半は、前がかりになった相手に押し込まれる時間帯もありましたが、ゴールキーパー原田を中心とした堅い守りでしのぎ、2-0で快勝。
リーグ戦3試合ぶりの無失点で、クラブの負けなし記録を18に伸ばしました。
(マルコス・ギリェルメ選手)
「1試合ずつ勝っていかないといけないが、目標であるJ2優勝、そしてJ1昇格に一歩ずつ近づけている」
(下平 隆宏監督)
「我々の攻撃力を考えれば、無失点で行けば必ず点は取れるし、まずは守備のところを評価できる。(次節)をしっかり勝って、首位に立てる準備をしたい」
下平監督は2019年、横浜FCの監督時代に記録した18戦負けなしの自身の記録に並びました。
次節に、クラブと個人の記録更新がかかります。
(青木雄大アナウンサー)
大混戦となっている上位3チームの順位を確認しておきます。
前節まで首位だった清水が今シーズン初の連敗を喫したことで、J1自動昇格争いは3チームが勝点43で並びました。
得失点差で上回る横浜FCが首位。2位がV・ファーレン長崎。3位が清水です。
(佐藤肖嗣アナウンサー)
ただ、ルヴァンカップの影響でV・ファーレンは1試合、消化が少ない状況ですよね。
(青木アナ)
そうなんです。日程が変更されていた第19節、26日にホームで行われる
いわきFC戦で引き分け以上ならば、今シーズン初めて単独の首位に立つことができます。
中3日の連戦とはなりますが、次節もホーム戦で移動のリスクはありません。
負けなしを19に更新し、首位に浮上することを期待しましょう。