【2024年山陰の政治】鳥取県初の総理大臣誕生 保守王国・島根1区での一騎打ちの選挙戦などを振り返る 島根県・鳥取県
今年もあとわずか。今回は山陰の1年間の「政治」を振り返ります。
■鳥取県初の総理大臣が誕生
今年9月、鳥取県民が待ち焦がれた瞬間が訪れました。
「石破茂君をもって当選者と決しました」
石破茂氏が鳥取県初の自民党総裁に就任しました。そして、10月にはー。
額賀 福志郎 議長
「石破茂君を本院において内閣総理大臣に指名することに決まりました」
鳥取県初の総理大臣が誕生しました。地元・鳥取県八頭町では、パブリックビューイングが開かれ、支援者が喜びを分かち合いました。
支援者
「とにかく頑張ってほしいちゅうんと、うれしいちゅうんの一言」
石破首相は、これまで掲げてきた地方創生について述べました。
石破茂首相
「地方こそ成長の主役です。全国各地の取り組みを一層強力に支援するため、地方創生の交付金を当初予算ベースで倍増することを目指します」
■衆議院島根1区補欠選挙 自民保守王国が…
また、これまで保守王国と呼ばれてきた島根県では、今年4月に大きな変化が起きました。衆議院島根1区の補欠選挙があり、自民党と立憲民主党の候補者による一騎打ちの選挙戦に。
錦織功政 氏
「この大切なふるさとをより良い形にしてそしてより豊かにして次の世代へと引き継いでいく」
亀井亜紀子 議員
「この島根県から声を上げてこの自民王国を崩すことによってみなさん、真面目に日本の政治を変えましょう」
自民党の裏金問題を受け、議席を確保するため、大物議員が応援に入ります。
岸田文雄 前首相
「この選挙、みなさんに支えられて勝ち抜かせていただきたい。これを直接みなさま方にお願いさせていただきたい。そういった思いで、駆け付けさせていただきました」
立憲民主党 泉健太 前代表
「怒りをもって、おかしいと思って、許せないを思っていまこの場所にお越しいただいたんじゃないでしょうか、みなさん」
迎えた投開票日。自民党が長年議席を守り続けてきた島根1区。亀井議員が、その議席を奪いました。