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ふるさと納税 返礼品は「町で使用できるデジタル商品券」 地域経済へのは波及効果を期待 若桜町ならではの食・体験・物品を 鳥取県若桜町

2025年3月4日 18:27
ふるさと納税 返礼品は「町で使用できるデジタル商品券」 地域経済へのは波及効果を期待 若桜町ならではの食・体験・物品を 鳥取県若桜町

全国初の取り組みです。鉄道で町を応援しようと、新しい形のふるさと納税が3月4日から鳥取県若桜町で始まります。

ここでしか味わえない体験を。地域活性化を目指そうと、鳥取県若桜町では観光客が若桜町に足を運びたくなる、新しい形のふるさと納税が誕生しました。その特徴は返礼品が若桜町での消費を目的とした「デジタル商品券」。町での買い物を通じて地域活性化を目指すプロジェクト、「テツふる」の一環で全国初の取り組みとして、若桜鉄道のある若桜町が選ばれました。

スマートフォンを使って若桜町にふるさと納税を行うと、返礼品としてその場で寄付額の3割に当たる額のデジタル商品券を取得。若桜町内の店舗で2次元バーコードを読み取ると、若桜町ならではの食・体験・物品を購入することができます。

若桜町のふるさと納税額は、昨年度は約6300万円。今年度は約1億200万円。納税額は過去最高であったものの、返礼品として選ばれる特産品はわずか25%でした。

若桜町 上川元張 町長
「買い物や飲食にお金を落としていただける、地域経済への良い波及効果を期待します。また、鉄道の利用にも寄与するのではないかと。起爆剤にしてにぎやかな街にしていきたい」

今後、若桜町では商品券が利用できる店を順次増やす予定で、都市圏でのPRも行っていくということです。

最終更新日:2025年3月4日 19:05