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「まっとうな政治してほしい」「石破さんにとってはちょっと厳しい感じになったかな」 15年ぶりの自公過半数割れ… 衆議院選挙の結果に街の人は?

2024年10月28日 18:15
「まっとうな政治してほしい」「石破さんにとってはちょっと厳しい感じになったかな」 15年ぶりの自公過半数割れ… 衆議院選挙の結果に街の人は?

自公で15年ぶりに過半数を割り込むことになった今回の衆議院選挙。島根1区で立憲民主党の亀井亜紀子氏が当選、島根2区では自民党の高見康裕氏が当選し、評価が分かれた島根県。この結果に街の人はー。

街の人
「まっとうな政治してほしいですね。自分たちのことだけじゃなくて」

「自民党の金の問題、解決せんと終わらんわね」

「物価をもうちょっと下げて、私たちの暮らしを豊かにしてほしいです」

「子どもの未来につながる、何か施策でもしていただけるとうれしいですね」

一方、鳥取1区では石破茂氏、鳥取2区では赤沢亮正氏と自民党の前職が盤石だった鳥取県ではー。

街の人
「石破さんにとっては、ちょっと厳しい感じになったかなと思います」

「なんか残念で」

「裏金のことが話題になって、ちょっとみんな違うとこに入れたくなったんじゃないですか」

「議員さんが国民のこと考えて動いてくれてるのかどうか、みたいなところが正直疑問だったんで」

今回の投票率は、島根県全体で58.14%で前回より3.41ポイント減少。鳥取県の投票率は58.10%で前回を0.06ポイント下回りました。投票率が減少した要因について、鳥取大学地域学部で地域政治学が専門の塩沢教授に聞くとー。

鳥取大学 地域学部 塩沢健一 教授
「非公認の方の選挙区支部にも(公認候補と)同じ額の2000万円が支給されたと、あの問題が発覚したということで、怒りを通り越して諦めとか呆れとかそういうところにつながった部分っていうのもあったかと思いますね」

また、今後の政権運営についてはー。

鳥取大学 地域学部 塩沢健一 教授
「自民公明の少数与党政権というかたちですね。ただ、少数与党であれば当然、厳しい政権運営を迫られますので、野党との妥協を迫られる場面が増えてきたりですとか、あるいは逆に自民党内で再び石破おろしのような状況が生まれたり、しばらく混乱した状況が続くということが考えられますね」

厳しい政権運営が迫られる石破首相。衆議院選挙後から30日以内の特別国会で再び総理大臣指名選挙が行われる予定です。

最終更新日:2024年10月28日 18:48