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3月7日は「消防記念日」 若手の消防署員の意見発表会 災害弱者への対策やAI導入などさまざまな意見を提示 鳥取県米子市

2025年3月7日 17:46
3月7日は「消防記念日」 若手の消防署員の意見発表会 災害弱者への対策やAI導入などさまざまな意見を提示 鳥取県米子市

3月7日は、「消防記念日」です。鳥取県米子市では、若手の消防署員の意見発表会が行われました。

消防署員
「災害に立ち向かう体制を整えたいと考えます。災害には、屈しない」

この消防職員意見発表会には、鳥取県西部消防局管内の若手中心の署員10人が出場。日頃の消防活動で感じていることや今後の防災への提言、アイディアなどを発表しました。

米子消防署 山里大翔さん
「今後、超高齢者社会になって日本では、災害弱者が増えると予測されます。そこで私は、地域の方々が災害に対しての知識をさらに深めることが出来る”災害講習”を提案します」

江府消防署 鍛冶晋之介さん
「大人の防災意識の向上だけでなく、子どもたちへの防災意識の植え付けも重要と考えます」

また、ほかの消防署員からは、「救急車出動の急増問題について、AIを導入し対応しては」といったアイディアや、震災での火災防止のため自動的に電源を遮断する専用ブレーカーの普及も急がれる、といった具体的な提言も出されていました。

最終更新日:2025年3月7日 18:32