統計開始以来最少 2024年の交通事故による死亡者数 島根県
去年1年間に島根県内の交通事故で亡くなった人は9人で、過去最も少なくなったことが島根県警の調べで分かりました。
島根県警によりますと、去年1年間に島根県内で起きた交通事故は692件で、亡くなった人は9人でした。死者数9人は2023年の22人より13人少なく、統計をとりはじめた1948年以来最も少ないということです。
しかし、死者数は近年、一定の幅で増減を繰り返している上、死者数と重傷者数の合計数は5年前から横ばいの状況となっています。島根県警によりますと、速度超過・飲酒運転、そして高齢者の場合死亡・重傷事故率が高くなるという事です。
こうしたことから島根県警では今後、重大事故の発生を減らすため速度違反や飲酒運転の取り締まり、それに高齢者の事故防止に努めるとしています。
島根県警は「これから歓送迎会のシーズンになるが、お酒を飲んだら車と自転車の運転は絶対にしないで欲しい」としています。