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「同じ花は一つとしてない」 去年の猛暑を乗り越え「クリスマスローズ」が出荷が本格化 島根県出雲市

2025年1月21日 18:04
「同じ花は一つとしてない」 去年の猛暑を乗り越え「クリスマスローズ」が出荷が本格化 島根県出雲市

寒さに負けない冬の花が見頃です。島根県出雲市では「クリスマスローズ」の出荷が本格化しています。

クリスマスから3月にかけて花を咲かせることからその名が付けられた「クリスマスローズ」。今、出荷のピークを迎えていて出雲市斐川町の「曽田園芸」では、葉っぱを取り除いたり、花を選別したりする作業が進められていました。去年の夏は猛暑が続いたことで生育が少し遅れているといいます。

曽田園芸 曽田寿博さん
「1月の上旬くらいは本当に数が少なくてお店屋さんには出せなかったんですけど、なんとか追いかけて暖房機を回したりして花をはやめて、今の出荷最盛期に間に合わせるようにできました」

猛暑を乗り越え、かれんな花を咲かせる「クリスマスローズ」。曽田園芸では、手作業で交配を行っていて、ふちが緑色となるオリジナル品種は特に人気の商品です。ほかにも、薄ピンク色の花や花びらが何重にもなっている花など、その多様性が大きな魅力となっています。

曽田園芸 曽田寿博さん
「よく言われるのは、同じ花は一つとないということなので、その中でも自分の気に入った花を買うのが一番いいのかなと思います」

1月24日から26日には、出雲市の「しまね花の郷」で曽田園芸で育てられたクリスマスローズの展示即売会が行われます。

最終更新日:2025年1月21日 18:42