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親元を離れ、2次避難先で学習している生徒を指導 鳥取県教委が石川県に教員を3人派遣

2024年2月7日 13:35
親元を離れ、2次避難先で学習している生徒を指導 鳥取県教委が石川県に教員を3人派遣
能登半島地震の被災地から避難している中学生を支援するため、鳥取県教育委員会は教員3人を派遣することを決め、2月7日の教育委員会の2月定例会で報告を行いました。

鳥取県教委は、文部科学省からの要請を受け、2月26日から3月1日までの5日間、3人の教員を石川県金沢市で2次避難施設として利用されている「医王山(いおうぜん)スポーツセンター」に派遣します。避難施設には、能登半島地震で大きな被害を受けた珠洲市と能登町から中学生が避難していて、親元から離れ、宿泊をしながら学習を再開しています。

派遣される3人の教員は、主に生徒の夜間の生活指導を行うということで、慣れない場所での生活環境を整える役目を担います。

鳥取県教委が文科省の行う被災地の学習支援の要請に応じるのは今回が初めてで、県教委では「2回目以降の派遣も求めがあれば応じていきたい」としています。