ラーメンやスイーツなど様々なものが購入できる『自動販売機』。島根県松江市にこのほど全国でも珍しいあるものを販売する自動販売機が登場しました。

その自動販売機があるのは、松江市総合体育館。サブアリーナ入り口前で販売されているのはスポーツタオルやTシャツ。バスケットボール用品を扱うスポーツブランド「オンザコート」の自動販売機です。

i-store　野津稜佑さん
「ここは島根県ではスサノオマジックさんを始め、 バスケットボールが盛んになってきてますので色んな方にバスケットボール用品を届けることができると思い設置させていただきました」

自動販売機を設置したのは「オンザコート」の商品を扱っている松江市の「i-store」。主にバスケットボールの大会や練習に来た人が利用しているといいます。

i-store　野津稜佑さん
「テーピング類や靴下そういった消耗品類などが人気になってます。審判用の笛はあまり人気がなかったです。1つだけ売れました。」

実際に体育館を利用する人は、この自動販売機について、どう思っているのでしょうか。

高校生
「靴下とか替えを持ってくるのをよく忘れるので、欲しいなと思ったときにもしかしたら使うかも」

「空気入れがあるといいかなと思いました」

競技人口の割に専門のショップが少ないバスケットボール。i-storeでは、自動販売機なら人口の少ない地域でも専門的な商品を販売できると、メーカーと協議を続けています。

i-store　野津稜佑さん
「島根県に第一号として置かせていただいているので、島根県でいろんな市場の調査をして全国的に展開していければと思います」

人口が少ない地域だからこその逆転の発想。小さな自動販売機の挑戦にも期待です。