気候変動と農業・漁業を考える 「青森をフルーツ王国に」 青森経済同友会
気候変動と農業・漁業をテーマにした講演会が青森市で開かれ課題解決に向けた取り組みが紹介されました。
講演会は青森経済同友会の「農業を考える委員会」が開きました。
講師は弘前市の生産者成田啓輔さんたち2人です。
成田さんは台風や夏の高温などのリスクを分散させるためりんごに加え桃の栽培に取り組んでいて、今後はりんごに囚われない経営が必要で青森県をフルーツ王国にしたいと述べました。
★りんご農家 成田啓輔さん
「気象変動による果樹栽培の影響はまぬがれませんこれに関してはどうしても高温下でも栽培しやすい作物の系統というのがまさに桃ですよね複合経営ですね複合経営することでリスクを分散する」
八戸市水産事務所の千葉晃弘さんはことしから本格的に始まるヒラメやマツカワガレイの陸上養殖事業について紹介しました。
★八戸市水産事務所 千葉晃弘さん
「天然ものと違って数量、価格こういうものがおおむね品質とかも一定で安定的に生産できる」
参加した人たちは温暖化の影響が避けられないこれからの農業・漁業のあり方について考えていました。