朗読劇『星の王子さま』広末涼子さんとギタリスト・山下俊輔さんにインタビュー【高知】
今年5月、高知市の県民文化ホールで朗読とギターの演奏による朗読劇が行われます。題材は「星の王子さま」。朗読を担当する俳優・広末涼子さんと音楽を担当するギタリストの山下俊輔さんに、公演についてたっぷり話を聞きました。
朗読と音楽が奏でる心の旅。サン=テグジュペリ作「星の王子さま」の朗読劇が5月6日、高知市の県民文化ホールで開かれます。
朗読を担当するのが、高知市出身の俳優広末涼子さん。音楽を担当するのがこちらも高知市出身、ギタリストの山下俊輔さん。先日、高知市で2人にこの公演について話を聞きました。
広末さん、実は高知での舞台は初めてなんだそうです。
■広末涼子さん
「高知に帰ってくる飛行機に乗ると、みんさんお帰りっていってくれたりとか、親戚でも知り合いでもないけど、きっとみなさんは高知家の娘みたいに思ってくれてるみたいで、それがすごく最初に頭に浮かんで。高知のステージに立つって、すごくお帰りムードなのかなって思っているので、そういう意味でも自分はうれしいですし、楽しみでもありますね。でも高知の人って愛県心も強いしすごく素行があつい温かい人たちだから、私の事もそうやって応援してくれたりとかあると思うんですけど、ちょっとあきっぽいイメージもあるんですよ。飛びつきやすくて飽きっぽいイメージもあるから、あと関西圏だから笑いとか感情的なところもすごくはっきりしてるし、厳しい部分もあるかもしれないから、そこはシビアに甘えずに、ちゃんとしっかりしたものを、ただいまで観せられたらいいなと思っている」
今回の朗読劇を企画したのが山下さん。どうして「星の王子さま」を選んだのでしょうか。
■山下俊輔さん
「『星の王子さま』を観る、また読むきっかけがあって、その時に今はスマホにずっと支配されているので、そういったものじゃなく「目に見えないもの」を仕事でやらせてもらっているので、その大切さっていうのをもっともっと広めたいですし、感じてもらいたいなという思いがあり『星の王子さま』を選んだ。」
山下さん。広末さんの妹とは城北中の同級生だそうで、それを縁に山下さんが広末さんに朗読をオファー。広末さんが快諾し、公演が実現しました。
■山下俊輔さん
「それはやっぱ高知の大スターですから」
■井上琢己キャスター
「普通大スターだったら無理かなとか思いませんでした?」
■山下俊輔さん
「そうなんですよ。僕はほんとばかで、無理なことをどんどん今までもしてきたんですけど、夢を叶えてきたので、まずはダメもとで思いだけはちゃんと伝えたいなと思って、ちゃんと事務所に企画書を送り見てもらった流れになる」
■広末涼子さん
「朗読劇って、音楽と言葉で伝えるというのはすごく素敵だなと思ったので。ただ朗読劇ていうのは、舞台よりもストレートプレイの舞台よりもすごくハードルは高いなと思いますし、そもそも映像よりも舞台の方がさらにとか、足を運んでもらわないといけないとか、いろんな演出も含めっていうことでいうと、なかなか難しいパッケージではあるので、どうしたものかなと思った。でも、先ほど山下さんが言ったように、ぶっちゃけますと、自分の姉妹の幼馴染で。それもあって、そんなつながりで、せっかくオファーをくれたんだから、しかも自分が仕事のジャッジをできる環境に変わったので、去年から、それはじゃあぜひ協力したいなというか、自分で力添えできることならって思ったのが最初ですね」
オファーを受けた広末さん。いろいろと考えたそうです。映像を一切使わず、朗読とギター演奏のみで表現しようと考えている山下さんの企画に、広末さんは―。
■広末涼子さん
「山下さんに伝えたのは、身内とか知り合いだからって、つまんなかったらやりたくないですって私は言いました。やっぱり観に来てくれる人にエンターテインメントとして足りないものとか、自己満足で終わるものを提供するわけにはいかないから、そこはほんとに頑張りましょうねっていう話をして。それは自分の音楽もそうだし、自分を信じて欲しいっていう風に言われたので。」
■山下俊輔さん
「そのやり取りは、とても僕はうれしくて。普通かなと思うんですよ、プロですので。」
「必ずいいものができるというのは、僕はイメージできてますから。そこを何とかちゃんと伝えて、これからもっともっと伝えていって、本番の日には色んないいエネルギーがでるんじゃないかなと思っている。」
■広末涼子さん
「これからリハーサルなので全体像はまだ私は見えていなくて、山下さんの頭の中にあるので今。先ほど映像は使わないと言ってたけど、私がこれからお願いするかもしれないし。」
■山下俊輔さん
「絶対使わないです。」
■広末涼子さん
「これじゃあみんな寝ちゃう、私の声と山下さんの演奏じゃ寝ちゃうと思ったら、視覚的なアプローチをしてってお願いするかもしれないし。これからかな。」
そして、広末さんが今年の意気込みを語ってくれました。
■広末涼子さん
「私は去年、たぶん25年ぶりとかにライブをさせてもらい。山下さんも来てくれたんですけど、久しぶりの歌唱でそれに紐づいてというわけではないが、今年の3月に台湾のフェスでも歌うことになったりとか。あと今回の朗読劇と、今年はお芝居をする機会もあるので、映像の方もなので、すごく自分にとっては次のステップだと思っていて。別にジャンルレスって訳じゃないですけど、フィールドに拘らず自分に求められてるものとか、自分に何ができるかをここからもう一回探してみたいなっていう気持ちはあって。なので高知のお仕事も今増えているというか、お引き受けできる環境になったので、とてもありがたく楽しませてもらっている。なので去年から引き続きことしもこの公演も高知ですし、龍馬マラソンも応援させてもらったりとか。これからますます地元に密着したお仕事というと偉そうなんですが、自分も一緒に高知をアピールできたり、たくさんの人に知ってもらえる切っ掛けができたらいいなと思っている。」
■井上琢己キャスター
「高知でもコンサートを」
■広末涼子さん
「ははははは」
■山下俊輔さん
「そういうことですよね。僕はいつでも(演奏)弾けますよ」
■広末涼子さん
「ありがとうございます」
朗読と音楽が奏でる心の旅「星の王子さま」は5月6日、高知市の県民文化ホールで行われます。
朗読と音楽が奏でる心の旅。サン=テグジュペリ作「星の王子さま」の朗読劇が5月6日、高知市の県民文化ホールで開かれます。
朗読を担当するのが、高知市出身の俳優広末涼子さん。音楽を担当するのがこちらも高知市出身、ギタリストの山下俊輔さん。先日、高知市で2人にこの公演について話を聞きました。
広末さん、実は高知での舞台は初めてなんだそうです。
■広末涼子さん
「高知に帰ってくる飛行機に乗ると、みんさんお帰りっていってくれたりとか、親戚でも知り合いでもないけど、きっとみなさんは高知家の娘みたいに思ってくれてるみたいで、それがすごく最初に頭に浮かんで。高知のステージに立つって、すごくお帰りムードなのかなって思っているので、そういう意味でも自分はうれしいですし、楽しみでもありますね。でも高知の人って愛県心も強いしすごく素行があつい温かい人たちだから、私の事もそうやって応援してくれたりとかあると思うんですけど、ちょっとあきっぽいイメージもあるんですよ。飛びつきやすくて飽きっぽいイメージもあるから、あと関西圏だから笑いとか感情的なところもすごくはっきりしてるし、厳しい部分もあるかもしれないから、そこはシビアに甘えずに、ちゃんとしっかりしたものを、ただいまで観せられたらいいなと思っている」
今回の朗読劇を企画したのが山下さん。どうして「星の王子さま」を選んだのでしょうか。
■山下俊輔さん
「『星の王子さま』を観る、また読むきっかけがあって、その時に今はスマホにずっと支配されているので、そういったものじゃなく「目に見えないもの」を仕事でやらせてもらっているので、その大切さっていうのをもっともっと広めたいですし、感じてもらいたいなという思いがあり『星の王子さま』を選んだ。」
山下さん。広末さんの妹とは城北中の同級生だそうで、それを縁に山下さんが広末さんに朗読をオファー。広末さんが快諾し、公演が実現しました。
■山下俊輔さん
「それはやっぱ高知の大スターですから」
■井上琢己キャスター
「普通大スターだったら無理かなとか思いませんでした?」
■山下俊輔さん
「そうなんですよ。僕はほんとばかで、無理なことをどんどん今までもしてきたんですけど、夢を叶えてきたので、まずはダメもとで思いだけはちゃんと伝えたいなと思って、ちゃんと事務所に企画書を送り見てもらった流れになる」
■広末涼子さん
「朗読劇って、音楽と言葉で伝えるというのはすごく素敵だなと思ったので。ただ朗読劇ていうのは、舞台よりもストレートプレイの舞台よりもすごくハードルは高いなと思いますし、そもそも映像よりも舞台の方がさらにとか、足を運んでもらわないといけないとか、いろんな演出も含めっていうことでいうと、なかなか難しいパッケージではあるので、どうしたものかなと思った。でも、先ほど山下さんが言ったように、ぶっちゃけますと、自分の姉妹の幼馴染で。それもあって、そんなつながりで、せっかくオファーをくれたんだから、しかも自分が仕事のジャッジをできる環境に変わったので、去年から、それはじゃあぜひ協力したいなというか、自分で力添えできることならって思ったのが最初ですね」
オファーを受けた広末さん。いろいろと考えたそうです。映像を一切使わず、朗読とギター演奏のみで表現しようと考えている山下さんの企画に、広末さんは―。
■広末涼子さん
「山下さんに伝えたのは、身内とか知り合いだからって、つまんなかったらやりたくないですって私は言いました。やっぱり観に来てくれる人にエンターテインメントとして足りないものとか、自己満足で終わるものを提供するわけにはいかないから、そこはほんとに頑張りましょうねっていう話をして。それは自分の音楽もそうだし、自分を信じて欲しいっていう風に言われたので。」
■山下俊輔さん
「そのやり取りは、とても僕はうれしくて。普通かなと思うんですよ、プロですので。」
「必ずいいものができるというのは、僕はイメージできてますから。そこを何とかちゃんと伝えて、これからもっともっと伝えていって、本番の日には色んないいエネルギーがでるんじゃないかなと思っている。」
■広末涼子さん
「これからリハーサルなので全体像はまだ私は見えていなくて、山下さんの頭の中にあるので今。先ほど映像は使わないと言ってたけど、私がこれからお願いするかもしれないし。」
■山下俊輔さん
「絶対使わないです。」
■広末涼子さん
「これじゃあみんな寝ちゃう、私の声と山下さんの演奏じゃ寝ちゃうと思ったら、視覚的なアプローチをしてってお願いするかもしれないし。これからかな。」
そして、広末さんが今年の意気込みを語ってくれました。
■広末涼子さん
「私は去年、たぶん25年ぶりとかにライブをさせてもらい。山下さんも来てくれたんですけど、久しぶりの歌唱でそれに紐づいてというわけではないが、今年の3月に台湾のフェスでも歌うことになったりとか。あと今回の朗読劇と、今年はお芝居をする機会もあるので、映像の方もなので、すごく自分にとっては次のステップだと思っていて。別にジャンルレスって訳じゃないですけど、フィールドに拘らず自分に求められてるものとか、自分に何ができるかをここからもう一回探してみたいなっていう気持ちはあって。なので高知のお仕事も今増えているというか、お引き受けできる環境になったので、とてもありがたく楽しませてもらっている。なので去年から引き続きことしもこの公演も高知ですし、龍馬マラソンも応援させてもらったりとか。これからますます地元に密着したお仕事というと偉そうなんですが、自分も一緒に高知をアピールできたり、たくさんの人に知ってもらえる切っ掛けができたらいいなと思っている。」
■井上琢己キャスター
「高知でもコンサートを」
■広末涼子さん
「ははははは」
■山下俊輔さん
「そういうことですよね。僕はいつでも(演奏)弾けますよ」
■広末涼子さん
「ありがとうございます」
朗読と音楽が奏でる心の旅「星の王子さま」は5月6日、高知市の県民文化ホールで行われます。
最終更新日:2025年2月20日 16:29