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2月22日は『ネコの日』郵便局長はネコグッズの雑貨店の店長!保護猫活動をサポートする女性に密着【高知】

2025年2月21日 18:51
2月22日は『ネコの日』郵便局長はネコグッズの雑貨店の店長!保護猫活動をサポートする女性に密着【高知】
2月22日はニャン・ニャン・ニャンの語呂合わせで「ネコの日」です。
高知越知町の簡易郵便局ではネコに対する熱い思いを持った女性局長が保護猫活動の支援を続けています。

越知町にある鎌井田簡易郵便局。鮮やかな壁のペイントがひときわ目を引きます。
ここで、17年にわたって局長を務める佐野友子さんは、郵便局の隣でネコにちなんだ様々なグッズを集めた雑貨店「3匹の猫」を開いています。

この雑貨店の売り上げの2.5%を佐野さんは県内で保護猫活動をしている団体に寄付しています。

夫と2人暮らしの佐野さんは自宅で3匹のネコを飼っていますが、すべて元は保護猫です。
1歳10か月のオス・コナンに、四万十市で保護された10か月のメス・タビ。そしてメスの黒猫・アゲハです。

これまで5匹の猫を飼い、2匹を亡くした佐野さん。
ネコと一緒に暮らす中でネコへの思いが深まっていきました。

■佐野友子さん
「家族の一員という意識」

そして雑貨店に加えて、郵便局の2階ではネコを飼っていた人たちが亡くなったネコへの思いを共有し、 交流できるスペースも作り始めました。ここは手紙がつなぐ不思議の世界「旅猫亭」と名付け、寄せられた猫の写真や手紙を展示しています。

■夫・佐野敬二さん
「きっかけは、飼い猫を病気で亡くした辛い思い…」
■佐野友子さん
「ネコへの思い集めて癒せる場所に」

佐野さん夫婦は今後、インターネットなどで県内外のネコ愛好家に発信し、交流の輪を広げていきたいとしています。また、2月22日の「ネコの日」にあわせて、佐野さんは雑貨店で3日間イベントを開き、保護猫活動の支援を広げるための目玉商品も販売します。
「肉球パン」と名付けられたあんぱん、チョコパン、クリームパンです。

■佐野友子さん
「イベント後もパン屋では今後も販売予定あるので名物になって地域活性化につながれば」

今年のネコの日をきっかけに佐野さんの保護猫活動の支援の輪はさらに広がりを見せそうです。
最終更新日:2025年2月21日 18:51
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