東温市の“菜の花畑”今年で見納め…最後の「菜の花まつり」4月7日まで開催
愛媛の菜の花の名所の一つ東温市の菜の花畑。今満開を迎えていますが今年で見納めとなります。最後の菜の花まつり、花もグルメも満喫です!
東温市見奈良のおよそ1万3000㎡の広大な畑に咲き誇る100万本の「菜の花」、今年は暖冬の影響で2週間ほど早く、今まさに満開を迎えています。
おとといからは「菜の花まつり」が始まり、菜の花畑では、親子連れらが満開の菜の花をバックに写真を撮るなどして春の訪れを楽しんでいました。
2003年に地元の人たちが地域おこしとして植え始め、今では愛媛の菜の花の名所となった見奈良の菜の花ですが…
初めて参加:
「いい匂いがしますし春らしいなって。最後って聞いたんで」
クールス・モール 高市敦弘館長:
「『寂しい』というのをよく聞きますね。家族連れで来た子どもたちが大人になって自分の子どもを連れて行きたいというところで今年が最後になるので」
農家の高齢化が進み、手入れが難しくなったため今年で見納めになります。
最後の菜の花まつりを盛り上げようと、菜の花畑周辺の施設では趣向を凝らした企画がスタートしていました。
「いしづち山麓マルシェ」にはおよそ20種類の県産かんきつが並び、菜の花まつりに合わせてかんきつの「詰め放題」を開催中。詰め放題のかんきつは日替わりで、きょうは「不知火」「せとか」「ブラッドオレンジ」が用意されていました。
さらに、温泉施設内のレストランでは…
穴井記者:
「こちらでは本格的なフレンチを味わうことができます。スープには菜の花も添えられています」
他にも、メインの豚フィレ肉のローストの上には、ユリ根で桜の花びらを再現。前菜からデザートまで、目で舌で楽しむ、春のフレンチコースです。「春のカジュアルフレンチ」は今月末での期間限定メニューです。
今年で見納めとなる100万本の菜の花。
クールス・モール 高市敦弘館長:
「力を入れていろいろと考えて企画を練っておりますので、ぜひ楽しみにいただけたらと思います」
見奈良の「菜の花まつり」は来月7日まで開かれています。