“平成の大合併”以降初めて松山市の推計人口が50万人下回る 愛媛県人口は2060年に6割まで減少予測
松山市の先月の推計人口が“平成の大合併”以降、初めて50万人を下回りました。
松山市は、直近の国勢調査の結果をもとに出生、死亡、転出入などを加減して、毎月、前月の推計人口を公表しています。
きょう、松山市の3月の推計人口が公表され男女あわせて49万9326人となりました。
19年前の平成の大合併以降初めて50万人を下回りました。
松山市は、「市内の人口が2020年以降の5年間で50万人を下回ることは予想していたけれど、それが現実となった。これまで移住ツアーや就職支援などの取り組みを行ってきたが今後も、人口減少対策に重点的に取り組んでいきたい」としています。
県は、このまま新たな取り組みをしなかった場合、2060年の県内の人口は現在のおよそ6割の78万人にまで減少すると予測しています。